問17-6
鉄筋コンクリート構造において、鉄筋とコンクリートが役割を分担する理由として正しいものはどれか。
- ①コンクリートが圧縮、鉄筋が引張りを負担
- ②コンクリートも鉄筋も圧縮だけを負担する
- ③コンクリートが引張り、鉄筋が圧縮を負担
- ④コンクリートが曲げ、鉄筋がせん断を負担
答えと解説を見る
正解
①コンクリートが圧縮、鉄筋が引張りを負担
解説
コンクリートは圧縮に強く引張りに弱い材料で、引張強度は圧縮強度のおよそ10分の1程度しかありません。そこで、引張りに強い鉄筋を引張力が生じる位置に配置し、二つの材料で力を分担させます。これが鉄筋コンクリート構造の出発点です。
この組合せが成り立つのは、二つの理由があるからです。第一に、鋼とコンクリートの線膨張係数がほぼ等しいため、温度が変わっても両者がはがれません。第二に、コンクリートは強いアルカリ性で、鉄筋の表面に不動態被膜をつくり錆から守ります。かぶり厚さを確保する、中性化を防ぐ、といった施工上の要求は、すべてこの第二の理由から出てきます。
他の選択肢について
・コンクリートが引張力を負担するもの:役割が逆で、コンクリートは引張りに弱い材料です。
・どちらも圧縮力だけを負担するもの:鉄筋を入れる最大の目的は引張力への抵抗です。
・鉄筋がせん断を負担するもの:せん断補強も重要ですが、主筋の役割は曲げによる引張力への抵抗です。
コンクリートは圧縮に強く引張りに弱い材料で、引張強度は圧縮強度のおよそ10分の1程度しかありません。そこで、引張りに強い鉄筋を引張力が生じる位置に配置し、二つの材料で力を分担させます。これが鉄筋コンクリート構造の出発点です。
この組合せが成り立つのは、二つの理由があるからです。第一に、鋼とコンクリートの線膨張係数がほぼ等しいため、温度が変わっても両者がはがれません。第二に、コンクリートは強いアルカリ性で、鉄筋の表面に不動態被膜をつくり錆から守ります。かぶり厚さを確保する、中性化を防ぐ、といった施工上の要求は、すべてこの第二の理由から出てきます。
他の選択肢について
・コンクリートが引張力を負担するもの:役割が逆で、コンクリートは引張りに弱い材料です。
・どちらも圧縮力だけを負担するもの:鉄筋を入れる最大の目的は引張力への抵抗です。
・鉄筋がせん断を負担するもの:せん断補強も重要ですが、主筋の役割は曲げによる引張力への抵抗です。