アスファルトプライマーに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①プライマーは、下地に塗布して乾燥させる前に張付けを行う。
- ②プライマーは、下地とアスファルトとの接着をよくするために塗る。
- ③プライマーは、下地の表面全体にむらなく塗布するのがよい。
- ④プライマーの塗布量は、0.2kg/m2程度を標準としている。
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アスファルトプライマーは、下地に塗布した後、十分に乾燥させてからルーフィングの張付けに移ります。乾燥させる前に張り付けてはなりません。プライマーは、アスファルトを揮発性の溶剤や水で薄めた液体で、下地のコンクリートの細かい凹凸や毛細管のような空隙に染み込み、乾燥して溶剤や水分が抜けることではじめて、下地と一体になった薄い被膜をつくります。乾かないうちに次の工程へ進むと、被膜の中に残った溶剤や水分が閉じ込められ、後から蒸発しようとして防水層をふくらませる、いわゆるふくれの原因になります。
他の選択肢が不適切な理由
「プライマーは、下地とアスファルトとの接着をよくするために塗る。」は正しく、これが目的そのものです。「プライマーは、下地の表面全体にむらなく塗布するのがよい。」も正しく、塗り残しがあるとその部分だけ接着が得られません。「プライマーの塗布量は、0.2kg/m2程度を標準としている。」も正しく、標準的な使用量として定められています。
試験の罠
塗布量0.2kg/m2程度という数値と、乾燥後に次工程へ進むという手順が問われます。防水工事全般に共通して、下地が十分に乾燥していることが施工の前提である点も、繰り返し出題されます。