2026年版・3-9

コンクリート工事:調合と製造の一問一答

1級建築施工管理技士「躯体施工」から、コンクリート工事:調合と製造に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-9

コンクリートの調合に用いる強度に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①調合管理強度は、設計基準強度から補正値を差し引いて定める。
  • ②設計基準強度は、構造計算において基準とした圧縮強度である。
  • ③品質基準強度は、設計基準強度と耐久設計基準強度から定める。
  • ④調合強度は、調合管理強度に強度のばらつきを見込んで定める。
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正解 ①調合管理強度は、設計基準強度から補正値を差し引いて定める。
解説
調合管理強度は、品質基準強度に構造体強度補正値を加えて定めるものであり、差し引いて定めるのではありません。構造体強度補正値とは、現場で打ち込まれて建物の一部となったコンクリートの強度が、標準的な状態で養生した供試体の強度よりも低くなる傾向を見込んで、あらかじめ上乗せしておく値です。実際の建物のコンクリートは、水分が逃げやすく温度も一定でないため、理想的な条件で養生した試験体ほどには強度が伸びません。この差を無視すると、試験では合格しているのに構造体としては設計で想定した強度に達しない、という危険な状態が生じます。したがって補正値は必ず加える向きに働きます。

他の選択肢が不適切な理由
「設計基準強度は、構造計算において基準とした圧縮強度である。」は正しく、構造設計者が定める値です。「品質基準強度は、設計基準強度と耐久設計基準強度から定める。」も正しく、二つのうち大きいほうを採ります。「調合強度は、調合管理強度に強度のばらつきを見込んで定める。」も正しく、実際に製造されるコンクリートの強度には工場ごとのばらつきがあるため、その分をさらに割り増した値を目標として調合を決めます。

試験の罠
設計基準強度、耐久設計基準強度、品質基準強度、調合管理強度、調合強度という五つの用語の関係が問われます。強度は下流に行くほど大きくなる、すなわち補正やばらつきの余裕を足していく向きだと理解すると、加えるか引くかで迷いません。
問23-9

普通コンクリートの調合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①単位水量は、185kg/m3以下となるように定める。
  • ②単位水量は、多いほどコンクリートの品質が向上していく。
  • ③単位セメント量は、270kg/m3以上となるように定める。
  • ④水セメント比は、計画供用期間が標準の場合65%以下とする。
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正解 ②単位水量は、多いほどコンクリートの品質が向上していく。
解説
単位水量とは、コンクリート1m3に含まれる水の質量のことで、少ないほど品質は良くなります。多いほど良いというのは逆です。水はセメントを固める化学反応に必要ですが、反応に使われるのはごく一部で、余った水は硬化の過程で外へ抜けたり内部に残ったりして、無数の細かい空隙をつくります。この空隙が多いほどコンクリートは強度が下がり、乾燥による収縮が大きくなってひび割れやすく、外から二酸化炭素や塩分が入り込みやすくなって鉄筋のさびも早まります。そのため単位水量は185kg/m3以下という上限が定められており、施工に必要な軟らかさは混和剤の力で確保するのが基本の考え方です。

他の選択肢が不適切な理由
「単位水量は、185kg/m3以下となるように定める。」は正しく、これが上限値です。「単位セメント量は、270kg/m3以上となるように定める。」も正しく、セメントが少なすぎると材料が分離しやすく、水密性も低下します。「水セメント比は、計画供用期間が標準の場合65%以下とする。」も正しく、普通ポルトランドセメントを用いる場合の値です。

試験の罠
単位水量は上限185kg/m3、単位セメント量は下限270kg/m3と、上限と下限が逆になっている点を取り違えないようにします。水セメント比の最大値は、短期と標準が65%以下、長期と超長期が55%以下という区分で問われます。
問33-9

レディーミクストコンクリートの品質に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①軽量コンクリートの空気量は、5.0%を標準とする。
  • ②空気量の許容差は、プラスマイナス1.5%とする。
  • ③普通コンクリートの空気量は、8.0%を標準とする。
  • ④塩化物イオン量は、0.30kg/m3以下を原則とする。
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正解 ③普通コンクリートの空気量は、8.0%を標準とする。
解説
普通コンクリートの空気量は4.5%を標準とし、8.0%では多すぎます。コンクリートの中に細かな独立した空気の泡を含ませると、コンクリートが軟らかくなって扱いやすくなり、また凍結融解に対する抵抗性が高まります。冬に内部の水が凍って膨らんだとき、その圧力を空気の泡が受け止めて逃がすことができるからです。しかし空気は強度を負担しないので、空気量が増えるほど圧縮強度は低下します。おおむね空気量が1%増えると強度が4%から6%程度落ちるとされ、8.0%まで増やせば設計で見込んだ強度に達しません。4.5%という値は、施工性と耐凍害性と強度の三つのつり合いをとった値です。

他の選択肢が不適切な理由
「軽量コンクリートの空気量は、5.0%を標準とする。」は正しく、軽量骨材は内部に多くの空隙をもち凍害を受けやすいため、普通コンクリートより高い値が標準とされています。「空気量の許容差は、プラスマイナス1.5%とする。」も正しく、3.0%から6.0%の範囲に収まることになります。「塩化物イオン量は、0.30kg/m3以下を原則とする。」も正しく、塩分は鉄筋を守っている酸化被膜を壊してさびを進めるため厳しく制限されます。

試験の罠
普通コンクリートは4.5%、軽量コンクリートは5.0%という違いと、許容差プラスマイナス1.5%を組にして覚えます。塩化物イオン量0.30kg/m3以下は、鉄筋コンクリートに共通する重要な数値です。
問43-9

コンクリートのスランプに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①スランプ21cmの許容差は、プラスマイナス1.5cmである。
  • ②スランプの許容差は、指定した値の範囲に応じて定められる。
  • ③スランプが大きいほど、材料が分離しやすくなる傾向がある。
  • ④スランプは、練混ぜ直後の工場出荷の時点の値として指定する。
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正解 ④スランプは、練混ぜ直後の工場出荷の時点の値として指定する。
解説
スランプは、生コンクリートを積んだ車が現場に到着して荷を降ろす地点、すなわち荷卸し地点における値として指定します。工場出荷時の値ではありません。コンクリートは練り混ぜた瞬間から少しずつ硬化が進み、運搬中の振動や時間の経過によって軟らかさが失われていきます。工場を出るときに所定のスランプであっても、渋滞や遠距離の運搬によって現場に着いたときには小さくなっていることがあり、その状態では型枠のすみずみまで行き渡らず、締固めも困難になります。実際に打ち込む場所での性状こそが施工の可否を決めるので、管理の基準点を荷卸し地点に置いています。

他の選択肢が不適切な理由
「スランプ21cmの許容差は、プラスマイナス1.5cmである。」は正しく、8cm以上18cm以下のプラスマイナス2.5cmより厳しく、軟らかい領域では材料分離を避けるために許容の幅が狭められています。「スランプの許容差は、指定した値の範囲に応じて定められる。」も正しく、8cm以上18cm以下ではプラスマイナス2.5cm、5cm以上8cm未満ではプラスマイナス1.5cmと定められています。「スランプが大きいほど、材料が分離しやすくなる傾向がある。」も正しく、軟らかいほど砂利が沈み水が浮きやすくなります。

試験の罠
荷卸し地点という語が繰り返し問われます。スランプだけでなく、空気量や塩化物量も荷卸し地点で管理します。許容差は、スランプの値の範囲によって1.5cm、2.5cm、1.5cmと変わる点にも注意します。
問53-9

コンクリートに用いる骨材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①粗骨材の最大寸法は、部材の最小寸法の2分の1以下とする。
  • ②砂利を用いる場合の粗骨材の最大寸法は、一般に25mmとする。
  • ③粗骨材の最大寸法は、鉄筋のあきの5分の4以下とする。
  • ④砕石を用いる場合の最大寸法は、一般に20mmとする。
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正解 ①粗骨材の最大寸法は、部材の最小寸法の2分の1以下とする。
解説
粗骨材の最大寸法は、部材の最小寸法の5分の1以下としなければならず、2分の1以下では大きすぎます。部材の最小寸法とは、たとえば壁であればその厚さのことです。壁の厚さの半分もある砂利を使えば、厚さ方向に砂利が二つ並ぶだけでいっぱいになり、その周りをセメントペーストが包むことも、鉄筋の裏側へ回り込むこともできません。結果として空洞や砂利だけが集まった部分ができ、部材としての一体性が失われます。5分の1という値は、断面の中で骨材が十分に散らばり、その間をペーストが埋められる状態を保つための目安です。あわせて鉄筋のあきの5分の4以下という条件も満たす必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
「砂利を用いる場合の粗骨材の最大寸法は、一般に25mmとする。」は正しく、角ばった砕石より丸みがあって流動しやすいため、砕石の20mmよりやや大きい寸法まで用いることができます。「粗骨材の最大寸法は、鉄筋のあきの5分の4以下とする。」も正しく、鉄筋の間を通り抜けられるようにするための条件です。「砕石を用いる場合の最大寸法は、一般に20mmとする。」も正しく、砂利の場合の25mmより小さい値が用いられます。

試験の罠
部材の最小寸法の5分の1以下、鉄筋のあきの5分の4以下という二つの分数を取り違えないようにします。鉄筋相互のあきを決めるときの粗骨材の最大寸法の1.25倍という条件と、向きが逆の関係にある点も整理しておきます。
問63-9

コンクリートの調合における混和材料の使用に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①AE剤は、微細な空気泡を連行して耐凍害性を高める働きをもつ。
  • ②AE剤を多く用いるほど、コンクリートの圧縮強度は高くなる。
  • ③AE減水剤は、所要のスランプを得るための単位水量を減らす。
  • ④高性能AE減水剤は、高強度コンクリートの製造に用いられる。
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正解 ②AE剤を多く用いるほど、コンクリートの圧縮強度は高くなる。
解説
AE剤は、コンクリートの中に髪の毛の断面ほどの細かな独立した空気の泡を連行する混和剤です。この泡は施工性と耐凍害性を高めますが、空気そのものは力を負担しないため、量が増えるほど圧縮強度は低下します。したがって多く用いるほど強度が高くなるという記述は誤りです。おおむね空気量が1%増えるごとに圧縮強度は4%から6%程度低下するとされています。AE剤の利点は、同じ軟らかさを得るのに必要な水の量を減らせる点にもあり、水セメント比が下がることで強度の低下をある程度打ち消せますが、空気量を無制限に増やしてよいわけではなく、標準の4.5%前後に管理します。

他の選択肢が不適切な理由
「AE剤は、微細な空気泡を連行して耐凍害性を高める働きをもつ。」は正しく、凍結による膨張圧を泡が吸収します。「AE減水剤は、所要のスランプを得るための単位水量を減らす。」も正しく、空気連行と減水の二つの働きを兼ねます。「高性能AE減水剤は、高強度コンクリートの製造に用いられる。」も正しく、大幅な減水によって非常に低い水セメント比を実現します。

試験の罠
空気量と強度は反比例、空気量と耐凍害性と施工性は比例、という関係を押さえます。減水剤の系統は、減水剤、AE減水剤、高性能AE減水剤の順に減水の効果が大きくなる、という段階で整理します。
問73-9

構造体コンクリートの圧縮強度の検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①1回の試験結果は、呼び強度の強度値の85%以上でなければならない。
  • ②打込み工区ごと、かつ150m3以下ごとに1回の試験を行う。
  • ③1回の試験は、1個の供試体の結果をもって代表させてよい。
  • ④3回の試験の平均値が、呼び強度の強度値以上であればよい。
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正解 ③1回の試験は、1個の供試体の結果をもって代表させてよい。
解説
コンクリートの圧縮強度の1回の試験は、任意の1台の運搬車から採取した3個の供試体の平均値で行います。1個で代表させることはできません。コンクリートは、砂利、砂、セメント、水という性質の異なる材料を混ぜた不均質な材料であり、同じ車から採った試料でも一つ一つの強度にはばらつきがあります。1個だけの結果では、たまたま弱い部分や強い部分を採ってしまったのか、材料全体の傾向なのかを区別できません。3個の平均をとることで偶然のばらつきの影響を薄め、その回のコンクリートの実力を安定して評価できます。試験の回数を重ねて全体を判定する仕組みも同じ考え方に立っています。

他の選択肢が不適切な理由
「1回の試験結果は、呼び強度の強度値の85%以上でなければならない。」は正しく、平均が足りていても、そのうちの1回が極端に低ければ不合格とするための下限として定められています。「打込み工区ごと、かつ150m3以下ごとに1回の試験を行う。」も正しく、まとまりの単位が定められています。「3回の試験の平均値が、呼び強度の強度値以上であればよい。」も正しく、平均に対する条件と、1回ごとの下限に対する条件の二つを同時に満たしてはじめて合格となります。

試験の罠
3個で1回、150m3以下ごとに1回、1回の結果は85%以上、3回の平均は100%以上、という数値の組を通しで覚えます。85%は1回だけの結果に対する下限で、平均に対する条件と混同しやすい点に注意します。
問83-9

コンクリートの材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①低熱ポルトランドセメントは、長期にわたって強度が伸びていく。
  • ②中庸熱ポルトランドセメントは、水和熱が小さく低い温度上昇となる。
  • ③高炉セメントB種は、初期強度の発現が普通に比べて遅い。
  • ④早強ポルトランドセメントは、マスコンクリートに適している。
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正解 ④早強ポルトランドセメントは、マスコンクリートに適している。
解説
マスコンクリートとは、断面の大きな部材に打ち込まれるコンクリートのことで、内部にこもった水和熱によって温度が大きく上がり、外側との温度差から生じるひび割れが最大の問題になります。早強ポルトランドセメントは、初期に急速に反応して強度を出す代わりに水和熱の発生も大きく速いため、マスコンクリートには最も適さない部類に入ります。この用途に適するのは、水和熱の発生が小さい中庸熱ポルトランドセメントや低熱ポルトランドセメント、あるいは高炉セメントなどです。早強セメントが適するのは、寒中コンクリートや工期を短縮したい場合など、早く強度を得たい場面です。

他の選択肢が不適切な理由
「低熱ポルトランドセメントは、長期にわたって強度が伸びていく。」は正しく、水和の反応がゆるやかに進むため初期の強度は低いものの、時間をかけて緻密な組織をつくります。「中庸熱ポルトランドセメントは、水和熱が小さく低い温度上昇となる。」も正しく、マスコンクリートに用いられます。「高炉セメントB種は、初期強度の発現が普通に比べて遅い。」も正しく、その代わり長期の強度や化学的抵抗性に優れます。

試験の罠
早く強度が出るセメントは熱も多く出す、という関係を押さえると、用途の適否を推測できます。寒中には早強、マスには中庸熱や低熱、海水や地下には高炉セメント、という組合せで覚えます。
問93-9

コンクリートの調合に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①構造体強度補正値は、気温にかかわらず一定の値を用いる。
  • ②単位粗骨材かさ容積は、施工できる範囲でなるべく大きくする。
  • ③アルカリ総量は、3.0kg/m3以下となるようにする。
  • ④計画供用期間が超長期の場合、水セメント比は55%以下とする。
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正解 ①構造体強度補正値は、気温にかかわらず一定の値を用いる。
解説
構造体強度補正値は、コンクリートの打込みからおおむね28日間の予想平均気温に応じて定めるもので、気温にかかわらず一定ではありません。建物の一部となったコンクリートの強度と、標準的な水中養生をした供試体の強度との差は、その期間の気温によって変わります。気温が低い時期は、強度の発現がもともと遅いうえに、現場のコンクリートは供試体ほど恵まれた養生を受けられないため、差が大きくなります。逆に気温が高すぎる場合も、初期に急速に固まった組織が粗くなり、長期の強度が伸びにくくなる現象が知られています。そのため気温の区分ごとに補正値が定められています。

他の選択肢が不適切な理由
「単位粗骨材かさ容積は、施工できる範囲でなるべく大きくする。」は正しく、粗骨材の割合を増やすほど必要な水とセメントの量が減り、乾燥収縮によるひび割れを抑えられるためです。「アルカリ総量は、3.0kg/m3以下となるようにする。」も正しく、骨材に含まれる特定の鉱物とアルカリが反応して膨張するアルカリシリカ反応を抑えるための制限です。「計画供用期間が超長期の場合、水セメント比は55%以下とする。」も正しく、短期および標準の65%以下より厳しい値で、長期も超長期と同じ55%以下とされています。

試験の罠
アルカリシリカ反応の抑制には、アルカリ総量を3.0kg/m3以下とする方法のほか、高炉セメントB種などの抑制効果のあるセメントを用いる方法、無害と判定された骨材を用いる方法があります。三つの方法のいずれかによる、という点が問われます。
問103-9

レディーミクストコンクリートの発注及び受入れに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①呼び強度は、日本産業規格に定められた値の中から選定する。
  • ②受入れ時には、納入書により指定した内容と一致するか確認する。
  • ③呼び強度は、設計基準強度と同じ値を選定して発注すればよい。
  • ④スランプ試験は、圧縮強度試験用の供試体採取時にも行う。
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正解 ③呼び強度は、設計基準強度と同じ値を選定して発注すればよい。
解説
呼び強度は、調合管理強度以上の値を選んで発注しなければならず、設計基準強度と同じ値でよいとするのは不足です。設計基準強度は構造計算の出発点となる値にすぎず、そこに耐久性の観点からの要求を加えて品質基準強度が決まり、さらに現場と供試体の差を埋める構造体強度補正値を加えて調合管理強度が決まります。呼び強度はこの調合管理強度を下回ってはならず、通常はそれ以上の規格値の中から選びます。設計基準強度をそのまま発注すると、補正値の分だけ不足したコンクリートを注文することになり、試験には合格しても構造体としては設計の想定に届きません。

他の選択肢が不適切な理由
「呼び強度は、日本産業規格に定められた値の中から選定する。」は正しく、レディーミクストコンクリートは規格で定められた呼び強度の区分の中から注文する仕組みになっています。「受入れ時には、納入書により指定した内容と一致するか確認する。」も正しく、呼び強度、スランプ、粗骨材の最大寸法、セメントの種類などを照合します。「スランプ試験は、圧縮強度試験用の供試体採取時にも行う。」も正しく、荷卸し地点での品質を確かめます。

試験の罠
設計基準強度から呼び強度までの流れで、どこで何が足されるのかを順に追えるようにしておきます。呼び強度は生コン工場に対する注文の単位である、という位置づけを理解すると混乱しません。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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