2026年版・3-13

木工事・PC工事・ALCパネル工事の一問一答

1級建築施工管理技士「躯体施工」から、木工事・PC工事・ALCパネル工事に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-13

木工事に用いる木材の含水率に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①造作材の含水率は、40%程度でも使用にさしつかえない。
  • ②構造材の含水率は、20%以下のものを用いるのが望ましい。
  • ③木材の含水率は、高周波水分計等を用いて測定するのがよい。
  • ④含水率の高い木材は、乾燥に伴って収縮や変形が生じる。
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正解 ①造作材の含水率は、40%程度でも使用にさしつかえない。
解説
造作材の含水率は15%以下が望ましく、40%程度では高すぎます。含水率とは、木材に含まれる水分の質量を、完全に乾いた状態の木材の質量で割った割合のことです。木材は、細胞壁に含まれる水が抜けはじめる含水率およそ30%を境に、乾燥が進むにつれて収縮します。造作材は仕上げとして目に見える部分に使われるため、取り付けた後に収縮すると、板の間にすき間が開いたり、そりやねじれが生じたり、留めた釘の周りが割れたりして、そのまま欠陥として現れます。室内の平衡含水率がおおむね15%前後であることから、あらかじめその程度まで乾燥させたものを用います。

他の選択肢が不適切な理由
「構造材の含水率は、20%以下のものを用いるのが望ましい。」は正しく、造作材ほど厳しくないのは仕上げ面に直接現れないためです。「木材の含水率は、高周波水分計等を用いて測定するのがよい。」も正しく、材を壊さずに含水率を推定できるため、搬入時の確認に広く用いられています。「含水率の高い木材は、乾燥に伴って収縮や変形が生じる。」も正しく、これが含水率を管理する理由そのものです。

試験の罠
構造材20%以下、造作材15%以下という二つの値を取り違えないようにします。仕上げに現れる造作材のほうが厳しい、と理由から覚えると迷いません。含水率30%付近が繊維飽和点で、そこから収縮が始まる点もあわせて理解しておきます。
問23-13

ALCパネル工事の構法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①縦壁挿入筋構法は、パネル内部の鉄筋で躯体に取り付ける構法である。
  • ②縦壁ロッキング構法は、パネルを相互に緊結して一体化する構法である。
  • ③横壁アンカー構法は、パネルを横に寝かせて積み上げる構法である。
  • ④床パネル構法は、パネルを梁の上に架け渡して床を構成する構法である。
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正解 ②縦壁ロッキング構法は、パネルを相互に緊結して一体化する構法である。
解説
縦壁ロッキング構法は、パネルを相互に緊結して一体化するのではなく、パネル1枚ごとが上下の取付け金物を支点として、面内方向にわずかに回転できるようにした構法です。地震のときに建物の骨組みは、各階の上下で横方向の位置がずれる層間変位という変形をします。もしパネルどうしを固く一体化してしまうと、この変形がそのままパネルに伝わり、外壁全体が変形について行けずに割れたり脱落したりします。1枚ずつが独立して首を振るように動ける状態にしておけば、変形をパネル間の目地の伸縮で吸収でき、パネル自体は無理な力を受けません。

他の選択肢が不適切な理由
「縦壁挿入筋構法は、パネル内部の鉄筋で躯体に取り付ける構法である。」は正しく、パネルにあらかじめ入っている補強筋を利用して支持する、縦壁のもう一つの取付け方法です。「横壁アンカー構法は、パネルを横に寝かせて積み上げる構法である。」も正しく、長辺を水平にして段状に取り付けます。「床パネル構法は、パネルを梁の上に架け渡して床を構成する構法である。」も正しく、両端を梁で支持します。

試験の罠
ロッキングという語は「揺り動く」という意味で、動きを許すことが目的である点を押さえます。目地には伸縮を許すシーリングを用い、モルタルで固めてはならない、という関連事項もあわせて問われます。
問33-13

木造建築物の土台及びアンカーボルトに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①アンカーボルトは、耐力壁の両端の柱の下部付近に設ける。
  • ②アンカーボルトは、土台の継手の位置にも配慮して設ける。
  • ③アンカーボルトの間隔は、10m程度でもさしつかえない。
  • ④土台には、防腐及び防蟻に有効な処理を施すのがよい。
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正解 ③アンカーボルトの間隔は、10m程度でもさしつかえない。
解説
土台を基礎に留めるアンカーボルトの間隔は、一般に2.7m以内を目安とし、10m程度では粗すぎます。アンカーボルトは、地震や強風のときに建物が基礎から浮き上がったり横にずれたりするのを防ぐ、最も基本的な緊結の手段です。間隔が広すぎると、ボルトとボルトの間の土台が持ち上がるように変形して基礎から離れ、その部分の柱や耐力壁が受け持つべき力を基礎へ伝えられなくなります。とくに耐力壁は、地震の力を受け止める代わりに、その端部に強い引抜きの力が生じるので、耐力壁の両端の柱の下部付近には必ずアンカーボルトを配置します。

他の選択肢が不適切な理由
「アンカーボルトは、耐力壁の両端の柱の下部付近に設ける。」は正しく、引抜きの力が集中する位置だからです。「アンカーボルトは、土台の継手の位置にも配慮して設ける。」も正しく、継手の上木側を締め付けることで継手が外れるのを防ぎます。「土台には、防腐及び防蟻に有効な処理を施すのがよい。」も正しく、地面に近く湿気やシロアリの影響を受けやすい部位です。

試験の罠
2.7m以内という間隔と、耐力壁の両端、土台の継手位置、という三つの配置の条件をまとめて覚えます。ホールダウン金物は、より大きな引抜きの力に対して柱と基礎を直接つなぐ別の金物である点も区別します。
問43-13

建築基準法施行令第45条に定める筋かいに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①引張力を負担する筋かいは、厚さ1.5cm以上幅9cm以上とする。
  • ②圧縮力を負担する筋かいは、厚さ3cm以上幅9cm以上とする。
  • ③筋かいは、その端部を柱と梁の仕口の付近に緊結して固定する。
  • ④筋かいには、必要に応じ、自由に欠込みを行うことが認められる。
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正解 ④筋かいには、必要に応じ、自由に欠込みを行うことが認められる。
解説
建築基準法施行令第45条第4項は、筋かいに欠込みをしてはならないと定めています。ただし、筋かいをたすき掛けにするためにやむを得ない場合に、必要な補強を行ったときに限って例外が認められているにすぎず、必要に応じて自由に欠き込めるわけではありません。筋かいは、地震や風による水平の力を、軸方向の引張または圧縮として受け止める部材です。断面が一部でも欠けると、その位置で断面積が減って力に耐えられず、しかも欠込みの角には力が集中するため、そこから折れる形で破壊します。筋かいが折れれば、その壁は水平力を負担できなくなります。

他の選択肢が不適切な理由
「引張力を負担する筋かいは、厚さ1.5cm以上幅9cm以上とする。」は正しく、条文の定めどおりです。「圧縮力を負担する筋かいは、厚さ3cm以上幅9cm以上とする。」も正しく、圧縮では座屈を防ぐため厚みが求められます。「筋かいは、その端部を柱と梁の仕口の付近に緊結して固定する。」も正しく、力が確実に伝わる位置で留めます。

試験の罠
引張は厚さ1.5cm以上、圧縮は厚さ3cm以上、幅はいずれも9cm以上という数値を組で覚えます。圧縮側が厚いのは座屈のため、という理由を押さえると取り違えません。
問53-13

木工事の継手及び仕口に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①腰掛けあり継ぎは、土台などに用いられる継手の一つである。
  • ②継手や仕口は、応力の大きい位置に設けるのが原則である。
  • ③隣り合う部材の継手の位置は、そろえずに乱に配置する。
  • ④接合部には、必要に応じて補強の金物を併用するのがよい。
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正解 ②継手や仕口は、応力の大きい位置に設けるのが原則である。
解説
継手や仕口は、応力の大きい位置を避けて設けるのが原則であり、そこに設けてはなりません。継手や仕口は、木材どうしを刻んで組み合わせる部分であり、断面が欠き取られているため、連続した無垢の材に比べて必ず弱くなります。その弱い部分を、力が最も大きく作用する位置に置けば、部材はそこから壊れます。さらに複数の継手を同じ位置にそろえると、その断面だけに弱点が重なり、建物全体としてもその線に沿って壊れやすくなります。そのため、継手は応力の小さい位置に置き、隣り合う部材どうしでは位置をずらして配置します。

他の選択肢が不適切な理由
「腰掛けあり継ぎは、土台などに用いられる継手の一つである。」は正しく、下木に彫った腰掛けで上木を受けたうえで、ありの形に刻んだ部分をはめ込み、引張の力にも抵抗できるようにした継手です。「隣り合う部材の継手の位置は、そろえずに乱に配置する。」も正しく、弱点が同じ断面に集まるのを防ぎます。「接合部には、必要に応じて補強の金物を併用するのがよい。」も正しく、木材の刻みだけでは伝えにくい引張の力を金物が負担します。

試験の罠
応力の小さい位置に継手を設ける、位置をずらす、という二つの原則は、鉄筋工事の継手とまったく同じ考え方です。材料が違っても、継目は弱点であるという理由が共通していることを押さえると覚えやすくなります。
問63-13

ALCパネルの縦壁ロッキング構法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①パネルの上下は、ボルト等により躯体に取り付けて支持する。
  • ②目地のシーリング材は、2面接着とするのを標準とする。
  • ③パネル相互の縦目地は、モルタルを充填して固めるのがよい。
  • ④パネルは、面内方向に回転できるように取り付けるのがよい。
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正解 ③パネル相互の縦目地は、モルタルを充填して固めるのがよい。
解説
縦壁ロッキング構法のパネル相互の目地は、伸縮を許すシーリング材による伸縮目地とし、モルタルで固めてはなりません。この構法は、パネル1枚ごとが上下の取付け部を支点として面内でわずかに回転することで、地震時の建物の変形に追従する仕組みです。目地をモルタルで固めてしまうと、パネルどうしが一体になって回転できなくなり、変形が直接パネルに伝わって割れや脱落を招きます。伸縮目地は、変形を吸収する余地であると同時に、温度による材料の伸び縮みを逃がす役割も担っており、この構法の性能を成り立たせている中心的な要素です。

他の選択肢が不適切な理由
「パネルの上下は、ボルト等により躯体に取り付けて支持する。」は正しく、上下の取付け部が回転の支点になります。「目地のシーリング材は、2面接着とするのを標準とする。」も正しく、目地の底に接着させないことで、目地幅の伸び縮みにシーリング材が自由に追従できるようにするためです。「パネルは、面内方向に回転できるように取り付けるのがよい。」も正しく、これがロッキングという名称の由来です。

試験の罠
目地の扱いは構法によって異なり、変形に追従させる構法では伸縮目地、固定して一体化させる構法ではモルタルという整理になります。どちらの構法かを読み違えないよう、設問の構法名を必ず確認します。
問73-13

ALCの床パネル及び屋根パネルの施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①取付け金物は、パネルの両端部において支持部材に緊結して用いる。
  • ②かかり代は、パネルの支点間距離の75分の1以上とする。
  • ③敷設後は、パネルの目地部に所定の処理を施すのがよい。
  • ④支持部材へのかかり代は、10mm程度あれば足りるとされる。
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正解 ④支持部材へのかかり代は、10mm程度あれば足りるとされる。
解説
ALCの床パネルや屋根パネルが梁などの支持部材に載る長さ、すなわちかかり代は、支点間距離の75分の1以上、かつ40mm以上を確保しなければならず、10mm程度では明らかに不足です。かかり代が短いと、施工の誤差や地震時のわずかな変形によってパネルの端が支持部材から外れ、落下する危険があります。またパネルの端部は、載っている面積が小さいほど単位面積あたりに大きな力がかかるため、ALCという比較的もろい材料の端が押しつぶされて欠けます。支点間距離に応じて必要な長さが変わるのは、スパンが大きいほどたわみも変形も大きくなるためです。

他の選択肢が不適切な理由
「取付け金物は、パネルの両端部において支持部材に緊結して用いる。」は正しく、単に載せておくだけでは地震時にずれて脱落するおそれがあるためです。「かかり代は、パネルの支点間距離の75分の1以上とする。」も正しく、二つの条件のうち大きいほうを満たす必要があります。「敷設後は、パネルの目地部に所定の処理を施すのがよい。」も正しく、目地の処理により一体性と防水性を確保します。

試験の罠
支点間距離の75分の1以上、かつ40mm以上、という二つの条件を対で覚えます。50分の1や30mmと書き換えた選択肢が出るので、数値を正確に押さえておきます。
問83-13

ALCパネルの加工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①溝掘りは、パネルの厚さの半分までであれば自由に行ってよい。
  • ②切欠きや孔あけの位置は、内部の補強筋を避けて定める。
  • ③孔あけは、1枚当たり1箇所とし、径を短辺幅の6分の1以下とする。
  • ④パネルの加工は、あらかじめ製造業者と協議して行うのがよい。
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正解 ①溝掘りは、パネルの厚さの半分までであれば自由に行ってよい。
解説
ALCパネルの溝掘りは、幅30mm以下、深さ10mm以下といった限られた範囲でのみ認められており、パネルの厚さの半分まで自由に掘ることはできません。ALCは、気泡を多く含む軽量な材料で、内部には補強のための鉄筋が配されています。深い溝を掘れば断面が大きく減って曲げに耐えられなくなるうえ、内部の補強鉄筋を切断してしまうおそれがあり、そうなればパネルは自らの重さも支えられません。また溝の底は力が集中する位置になるため、そこを起点としてひび割れが進行します。配管や配線のための加工は、事前に製造業者と協議して行うのが原則です。

他の選択肢が不適切な理由
「切欠きや孔あけの位置は、内部の補強筋を避けて定める。」は正しく、補強筋を切ってしまうとパネルは自らの重さも支えられなくなるためです。「孔あけは、1枚当たり1箇所とし、径を短辺幅の6分の1以下とする。」も正しく、これが標準の制限です。「パネルの加工は、あらかじめ製造業者と協議して行うのがよい。」も正しく、内部の鉄筋の配置は外からは見えないためです。

試験の罠
孔は1枚に1箇所で短辺幅の6分の1以下、溝は幅30mm以下で深さ10mm以下、という数値を覚えます。内部に鉄筋があるという材料の性質から制限の理由を理解しておくと、初見の記述でも判断できます。
問93-13

プレキャストコンクリート部材の工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①部材の吊上げには、あらかじめ埋め込んだ吊金物を用いる。
  • ②部材の脱型は、打込みの翌日に一律に行ってさしつかえない。
  • ③運搬及び保管の際は、部材の吊り込みの向きに注意を要する。
  • ④接合部は、部材相互の応力が確実に伝わるように施工する。
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正解 ②部材の脱型は、打込みの翌日に一律に行ってさしつかえない。
解説
プレキャストコンクリート部材の脱型は、コンクリートが所定の強度に達したことを確認してから行うものであり、打込みの翌日という時間で一律に決めてよいものではありません。プレキャスト部材は、工場や現場の製作場で型枠から取り外した後、直ちに吊り上げて移動し、保管され、やがて建方で吊り込まれます。この一連の作業で、部材には設計時に想定した使用状態とは異なる向きの力が加わり、とくに吊り上げの瞬間には自重による曲げが最も厳しく作用します。強度が不足したまま脱型すれば、その時点でひび割れが入り、そのまま建物に組み込まれることになります。

他の選択肢が不適切な理由
「部材の吊上げには、あらかじめ埋め込んだ吊金物を用いる。」は正しく、後から取り付けた金物では、吊り上げの力をコンクリートの内部へ確実に伝えられないためです。「運搬及び保管の際は、部材の吊り込みの向きに注意を要する。」も正しく、薄い壁状の部材を寝かせて置くと自重でひび割れます。「接合部は、部材相互の応力が確実に伝わるように施工する。」も正しく、プレキャスト工法では接合部の品質が構造性能を左右します。

試験の罠
強度で判断するのであって時間で判断するのではない、という点は、型枠のせき板の存置期間や寒中コンクリートの初期養生と共通する考え方です。分野をまたいで同じ原則が問われることを意識しておきます。
問103-13

木材及び木質材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①集成材は、ひき板を繊維方向をそろえて接着した材料である。
  • ②集成材は、無垢材に比べて品質のばらつきが小さい材料である。
  • ③木材の強度は、繊維方向と加力の方向により大きく異なる。
  • ④木材の圧縮強度は、繊維に直角の方向のほうが大きくなる。
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正解 ④木材の圧縮強度は、繊維に直角の方向のほうが大きくなる。
解説
木材の圧縮強度は、繊維の方向に沿って押した場合のほうが大きく、繊維に直角の方向から押した場合は著しく小さくなります。したがって直角の方向のほうが大きいという記述は逆です。木材の内部は、細長い管のような細胞が繊維の方向に束になって並んだ構造をしています。繊維の方向に押すと、この管が柱のように立って力を受け止めるので大きな力に耐えられますが、直角の方向から押すと管が横倒しの筒のようにつぶれ、小さな力で大きく変形します。柱の下の土台がめり込む現象や、木材どうしの接触部で局部的につぶれが生じるのは、この性質によるものです。

他の選択肢が不適切な理由
「集成材は、ひき板を繊維方向をそろえて接着した材料である。」は正しく、これが定義です。「集成材は、無垢材に比べて品質のばらつきが小さい材料である。」も正しく、節や割れなどの欠点を取り除いて接着するため性能が安定します。「木材の強度は、繊維方向と加力の方向により大きく異なる。」も正しく、この方向による違いが木材の最大の特徴です。

試験の罠
繊維方向に強く、直角方向に弱い、という関係は、圧縮でも引張でも共通です。合板がひき板の繊維方向を直交させて積層するのに対し、集成材は方向をそろえて積層するという違いもあわせて問われます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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