コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間の限度に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①外気温が25℃以上の場合、150分を限度とする。
- ②外気温が25℃未満の場合、120分を限度とする。
- ③練混ぜを開始した時刻は、納入書によって確認する。
- ④この時間の限度は、外気温により区分されている。
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コンクリートの練混ぜから打込みを終えるまでの時間は、外気温が25℃未満のとき120分以内、25℃以上のとき90分以内が限度です。25度以上で150分とするのは、限度を大きく超えています。セメントは水と出会った瞬間から反応を始めており、時間が経つほどコンクリートは硬くなって流動性を失います。この反応は温度が高いほど速く進むため、暑い時期には同じ時間でも硬化が大きく進みます。硬くなったコンクリートを無理に打ち込むと、型枠のすみずみまで行き渡らず、締固めも効かないため、空洞や豆板といった欠陥が生じます。そのため気温によって二段階の限度が定められています。
他の選択肢が不適切な理由
「外気温が25℃未満の場合、120分を限度とする。」は正しく、これが基本の値です。「練混ぜを開始した時刻は、納入書によって確認する。」も正しく、限度時間は練混ぜを始めた時点からの経過で管理するため、その起点を書類で押さえておく必要があります。「この時間の限度は、外気温により区分されている。」も正しく、25度を境に二段階に分かれています。
試験の罠
25度未満で120分、25度以上で90分という二つの組を確実に覚えます。これとは別に、コンクリートを層状に打ち重ねるときの許される時間の間隔は、25度未満で150分、25度以上で120分と定められており、それぞれ30分ずつ長い値になっている点が混同の元になります。