問13-1
地盤調査の方法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①常時微動測定は、地盤の透水係数を求めるために行う調査の方法とされている。
- ②ボーリングは、地盤を掘り進めて土層の構成や地下水位を調べる方法である。
- ③孔内水平載荷試験は、ボーリング孔の壁を押し広げて変形係数を求める試験である。
- ④電気検層は、地層の電気の通しやすさの違いから土層の境界を推定する方法である。
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正解
①常時微動測定は、地盤の透水係数を求めるために行う調査の方法とされている。
解説
常時微動測定は、交通や風、海の波などによって地盤が常に生じているごく小さな揺れを測定し、その揺れ方の特徴から地盤の固有周期を求める調査です。地盤の固有周期は、地震のときにどの周期の揺れが増幅されるかを判断する手がかりとなり、建物の設計や地震動の予測に用いられます。したがって透水係数を求めるための調査という記述は誤りです。透水係数は、水が地盤の中をどれだけ通りやすいかを表す値で、ボーリング孔を利用した現場透水試験や、採取した試料による室内透水試験で求めます。調査の方法を選ぶときは、何を知りたいのかをまず明確にし、その値が得られる試験を選ぶという順序が基本になります。
他の選択肢が不適切な理由
「ボーリングは、地盤を掘り進めて土層の構成や地下水位を調べる方法である。」は正しく、地盤調査の基本となる方法です。「孔内水平載荷試験は、ボーリング孔の壁を押し広げて変形係数を求める試験である。」も正しく、地盤の変形しにくさを直接測れます。「電気検層は、地層の電気の通しやすさの違いから土層の境界を推定する方法である。」も正しく、砂と粘土の境目の判定などに用いられます。
試験の罠
調査方法と得られる値の対応が繰り返し問われます。常時微動測定は固有周期、孔内水平載荷試験は変形係数、標準貫入試験はN値と試料、平板載荷試験は支持力というように、一対一で結びつけて覚えるのが確実です。
常時微動測定は、交通や風、海の波などによって地盤が常に生じているごく小さな揺れを測定し、その揺れ方の特徴から地盤の固有周期を求める調査です。地盤の固有周期は、地震のときにどの周期の揺れが増幅されるかを判断する手がかりとなり、建物の設計や地震動の予測に用いられます。したがって透水係数を求めるための調査という記述は誤りです。透水係数は、水が地盤の中をどれだけ通りやすいかを表す値で、ボーリング孔を利用した現場透水試験や、採取した試料による室内透水試験で求めます。調査の方法を選ぶときは、何を知りたいのかをまず明確にし、その値が得られる試験を選ぶという順序が基本になります。
他の選択肢が不適切な理由
「ボーリングは、地盤を掘り進めて土層の構成や地下水位を調べる方法である。」は正しく、地盤調査の基本となる方法です。「孔内水平載荷試験は、ボーリング孔の壁を押し広げて変形係数を求める試験である。」も正しく、地盤の変形しにくさを直接測れます。「電気検層は、地層の電気の通しやすさの違いから土層の境界を推定する方法である。」も正しく、砂と粘土の境目の判定などに用いられます。
試験の罠
調査方法と得られる値の対応が繰り返し問われます。常時微動測定は固有周期、孔内水平載荷試験は変形係数、標準貫入試験はN値と試料、平板載荷試験は支持力というように、一対一で結びつけて覚えるのが確実です。