問12-4
屋内消火栓設備および消火器に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①消火器は、防火対象物の各部分から歩行距離50m以下に設置する。
- ②1号消火栓は、防護対象の各部分から水平距離25m以下に設ける。
- ③2号消火栓は、防護対象の各部分から水平距離15m以下に設ける。
- ④1号消火栓の放水量は、1分間当たり130L以上を必要としている。
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正解
①消火器は、防火対象物の各部分から歩行距離50m以下に設置する。
解説
消火器の設置間隔は、防火対象物の階ごとに、その階の各部分から一の消火器に至る歩行距離が20m以下となるように定められています。大型消火器の場合は30m以下です。したがって50m以下とする記述は誤りです。この距離が短く定められているのは、初期消火は火災の発生から数分以内に行わなければ効果が期待できず、遠くまで取りに行っている間に手に負えない規模へ拡大してしまうためです。なお歩行距離とは、実際に人が歩く経路に沿って測った距離であり、壁を突き抜けた直線距離である水平距離とは異なります。消火器は歩行距離、屋内消火栓は水平距離で規定されている点が両者の違いです。
他の選択肢が不適切な理由
「1号消火栓は、防護対象の各部分から水平距離25m以下に設ける。」は正しく、2人での操作を前提とした能力の高い消火栓です。「2号消火栓は、防護対象の各部分から水平距離15m以下に設ける。」も正しく、1人でも操作できる代わりに放水能力が小さいため距離が短くなります。「1号消火栓の放水量は、1分間当たり130L以上を必要としている。」も正しく、2号消火栓では60L以上です。
試験の罠
25mと15m、130Lと60Lという1号と2号の対比が中心です。消火器だけが歩行距離20mという別の物差しで定められている点を取り違えないようにします。
消火器の設置間隔は、防火対象物の階ごとに、その階の各部分から一の消火器に至る歩行距離が20m以下となるように定められています。大型消火器の場合は30m以下です。したがって50m以下とする記述は誤りです。この距離が短く定められているのは、初期消火は火災の発生から数分以内に行わなければ効果が期待できず、遠くまで取りに行っている間に手に負えない規模へ拡大してしまうためです。なお歩行距離とは、実際に人が歩く経路に沿って測った距離であり、壁を突き抜けた直線距離である水平距離とは異なります。消火器は歩行距離、屋内消火栓は水平距離で規定されている点が両者の違いです。
他の選択肢が不適切な理由
「1号消火栓は、防護対象の各部分から水平距離25m以下に設ける。」は正しく、2人での操作を前提とした能力の高い消火栓です。「2号消火栓は、防護対象の各部分から水平距離15m以下に設ける。」も正しく、1人でも操作できる代わりに放水能力が小さいため距離が短くなります。「1号消火栓の放水量は、1分間当たり130L以上を必要としている。」も正しく、2号消火栓では60L以上です。
試験の罠
25mと15m、130Lと60Lという1号と2号の対比が中心です。消火器だけが歩行距離20mという別の物差しで定められている点を取り違えないようにします。