2026年版・2-3

建築設備:電気設備と照明設備の一問一答

1級建築施工管理技士「共通」から、建築設備:電気設備と照明設備に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問12-3

電気設備の電圧の区分に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①高圧に区分されるのは、交流では600Vを超え10000V以下である。
  • ②低圧に区分されるのは、交流では600V以下の電圧のものである。
  • ③低圧に区分されるのは、直流では750V以下の電圧のものである。
  • ④特別高圧に区分されるのは、7000Vを超える電圧のものとなっている。
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正解 ①高圧に区分されるのは、交流では600Vを超え10000V以下である。
解説
電気設備に関する技術基準では、電圧を低圧、高圧、特別高圧の三つに区分しています。高圧の範囲は、交流では600Vを超えて7000V以下、直流では750Vを超えて7000V以下です。したがって10000V以下とする記述は誤りで、正しくは7000V以下です。区分が設けられているのは、電圧の大きさによって人体への危険性と、必要な絶縁や離隔の距離が大きく変わるためで、取扱いに必要な資格や、設けなければならない保護設備もこの区分に応じて定められます。一般的なビルが電力会社から受電する6600Vは高圧に含まれ、これを建物側で100Vや200Vに変えて使います。

他の選択肢が不適切な理由
「低圧に区分されるのは、交流では600V以下の電圧のものである。」は正しい値です。「低圧に区分されるのは、直流では750V以下の電圧のものである。」も正しく、交流と直流で境目の値が異なります。「特別高圧に区分されるのは、7000Vを超える電圧のものとなっている。」も正しく、交流と直流のいずれも同じ7000Vが境目になります。

試験の罠
交流600V、直流750V、そして両者共通の7000Vという三つの数値で区分の全体が決まります。低圧と高圧の境目だけ交流と直流で違い、高圧と特別高圧の境目は共通という非対称さが引っかけどころです。
問22-3

建築物の配電方式に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①単相三線式は、中性線と両側の電圧線により100Vと200Vを得られる。
  • ②単相三線式の中性線には、電路を保護するため過電流遮断器を設ける必要がある。
  • ③三相三線式200Vは、電動機などの動力設備への供給に用いられる方式である。
  • ④三相四線式は、照明と動力の両方へ一つの系統から供給することが可能である。
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正解 ②単相三線式の中性線には、電路を保護するため過電流遮断器を設ける必要がある。
解説
単相三線式の中性線に過電流遮断器を設けてはならないというのが、電気設備の技術基準の定めです。中性線が先に切れると、残った二本の電圧線の間に200Vがかかったまま、両側につながる負荷が直列につながった状態になります。すると負荷の大きさの違いによって電圧が偏り、負荷の小さい側の機器に200V近い電圧がかかって焼損する危険があります。したがって設ける必要があるという記述は誤りです。中性線が欠けることによるこの現象は中性線欠相と呼ばれ、電気火災の原因にもなります。分岐回路の遮断器も、中性線側は開閉のみとし、過電流で切れる素子を入れない構造とします。

他の選択肢が不適切な理由
「単相三線式は、中性線と両側の電圧線により100Vと200Vを得られる。」は正しく、住宅で広く用いられている方式です。「三相三線式200Vは、電動機などの動力設備への供給に用いられる方式である。」も正しく、回転磁界をつくれるため電動機に適します。「三相四線式は、照明と動力の両方へ一つの系統から供給することが可能である。」も正しく、240Vと415Vを取り出せます。

試験の罠
過電流遮断器を設けてはならない箇所として、単相三線式の中性線と、接地側電線が挙げられます。安全のための装置がかえって危険を招く例として、給湯設備の逃し管に弁を設けないことと同じ発想で覚えると忘れません。
問32-3

受変電設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①力率が改善されると、同じ電力を送るために必要な電流は大きくなっていく。
  • ②進相コンデンサは、負荷の力率を改善して電力の損失を減らす目的で設ける。
  • ③キュービクル式高圧受電設備は、機器を金属製の箱に収めた受電設備である。
  • ④変圧器は、高圧の電気を建物内で使う低圧に変えるための機器のことである。
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正解 ①力率が改善されると、同じ電力を送るために必要な電流は大きくなっていく。
解説
力率とは、電源から送り出した見かけ上の電力のうち、実際に仕事をする有効電力の割合を表す値です。電動機や変圧器のように磁界をつくる機器は、仕事をしない無効電力を必要とするため力率が下がります。力率が低いと、同じ有効電力を届けるためにより大きな電流を流さなければならず、その電流によって配線での損失と電圧降下が増えます。逆に進相コンデンサを設けて力率を改善すれば、必要な電流は小さくなります。したがって電流が大きくなるという記述は逆で誤りです。力率改善は、電気料金の割引につながるだけでなく、幹線の太さや変圧器の容量を小さくできるという設備計画上の効果ももたらします。

他の選択肢が不適切な理由
「進相コンデンサは、負荷の力率を改善して電力の損失を減らす目的で設ける。」は正しく、遅れ気味の電流の位相を進める働きをします。「キュービクル式高圧受電設備は、機器を金属製の箱に収めた受電設備である。」も正しく、屋上や屋外に設置され保守の安全性が高まります。「変圧器は、高圧の電気を建物内で使う低圧に変えるための機器のことである。」も正しい説明です。

試験の罠
力率が良くなると電流が減るという向きを押さえれば、損失も電圧降下も減ることが同時に導けます。進相コンデンサは負荷にできるだけ近い位置に設けるほど効果が大きいという点も併せて出題されます。
問42-3

電気設備の需要率、負荷率および不等率に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①需要率は、最大需要電力を負荷設備の容量の合計で除して求める値である。
  • ②負荷率は、ある期間の平均需要電力を同じ期間の最大需要電力で除した値である。
  • ③不等率は、通常は1より小さい値となり、値が小さいほど設備を有効に使える。
  • ④不等率は、各負荷の最大需要電力の合計を合成最大需要電力で除した値である。
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正解 ③不等率は、通常は1より小さい値となり、値が小さいほど設備を有効に使える。
解説
不等率は、それぞれの負荷が最大となる時刻がずれていることを表す指標で、各負荷の最大需要電力を単純に足した値を、実際に同時に生じた合成の最大需要電力で割って求めます。それぞれの負荷が別々の時刻に最大になるほど、分母である合成最大需要電力は分子の合計より小さくなるので、不等率は必ず1以上の値になります。したがって1より小さい値となるという記述は誤りです。不等率が大きいほど負荷の山がずれているということなので、変圧器や幹線の容量を負荷の合計より小さくすることができ、設備を経済的に計画できます。値が小さいほど有効に使えるという後半も、向きが逆になっています。

他の選択肢が不適切な理由
「需要率は、最大需要電力を負荷設備の容量の合計で除して求める値である。」は正しく、すべての機器が同時には使われないことを表すため通常は1以下になります。「負荷率は、ある期間の平均需要電力を同じ期間の最大需要電力で除した値である。」も正しく、値が高いほど電力が平準化して使われていることを示します。「不等率は、各負荷の最大需要電力の合計を合成最大需要電力で除した値である。」も正しい定義です。

試験の罠
三つの指標のうち、1以下になるのが需要率と負荷率、1以上になるのが不等率という違いが最も問われます。分子と分母のどちらに合成の値が来るかを間違えると逆になるので、定義式の形で覚えます。
問52-3

電気配線の材料および工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①CD管は自己消火性をもつため、二重天井の内部などにも露出させて配管ができる。
  • ②合成樹脂製可とう電線管のCD管は、コンクリートに埋め込んで使用する管である。
  • ③合成樹脂製可とう電線管のPF管は、耐燃性があり露出配管にも使うことができる。
  • ④バスダクトは、大きな電流を流す幹線に用いられる金属製の導体を収めた部材である。
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正解 ①CD管は自己消火性をもつため、二重天井の内部などにも露出させて配管ができる。
解説
CD管は自己消火性をもたない合成樹脂製可とう電線管で、火にさらされると燃え広がる恐れがあります。そのため使用できるのはコンクリートに直接埋め込む場合か、専用の不燃性または準不燃性の管に収めて使う場合などに限られており、二重天井の内部に露出して配管することは認められていません。したがって記述は誤りです。CD管がオレンジ色に統一されているのは、まさにこの区別を現場で一目でつけられるようにするためで、色そのものが安全上の意味をもっています。これに対してPF管は自己消火性をもつため、露出配管でも隠ぺい配管でも使用できます。管の材質による使える場所の違いを、色と結びつけて覚えるのが実務的です。

他の選択肢が不適切な理由
「合成樹脂製可とう電線管のCD管は、コンクリートに埋め込んで使用する管である。」は正しく、これが本来の用途です。「合成樹脂製可とう電線管のPF管は、耐燃性があり露出配管にも使うことができる。」も正しく、使用範囲が広い管です。「バスダクトは、大きな電流を流す幹線に用いられる金属製の導体を収めた部材である。」も正しく、ケーブルより大電流に適し、分岐も容易です。

試験の罠
CDのCはコンバインド、つまりコンクリート埋設専用と結びつけると覚えやすくなります。オレンジ色がCD管、それ以外の色がPF管という現場の見分け方も、そのまま出題の手がかりになります。
問62-3

電気設備の接地工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①A種接地工事は、高圧の機器の金属製外箱などに施す接地工事のことをいう。
  • ②C種接地工事は、使用電圧が300Vを超える低圧の機器に施す接地工事である。
  • ③接地工事の目的は、漏電した際に人体への感電の危険性を高めることにある。
  • ④D種接地工事の接地抵抗値は、原則として100Ω以下とすることとされている。
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正解 ③接地工事の目的は、漏電した際に人体への感電の危険性を高めることにある。
解説
接地工事は、機器の金属製の外箱などを大地と電気的につないでおく工事です。もし内部の絶縁が劣化して外箱に電気が漏れても、電流の大部分は抵抗の小さい接地線を通って大地へ流れるため、外箱に触れた人の体を流れる電流は小さく抑えられます。同時に、その電流を漏電遮断器が検出して電路を遮断します。つまり接地工事の目的は感電の危険を減らすことであり、高めることにあるという記述は正反対で誤りです。あわせて、漏電による火災の防止、機器の異常電圧の抑制、電子機器の動作を安定させることも接地の役割に含まれます。接地抵抗の値が小さいほど電流が大地へ流れやすくなるため、危険な機器ほど厳しい値が求められます。

他の選択肢が不適切な理由
「A種接地工事は、高圧の機器の金属製外箱などに施す接地工事のことをいう。」は正しく、接地抵抗値は10Ω以下です。「C種接地工事は、使用電圧が300Vを超える低圧の機器に施す接地工事である。」も正しく、こちらも10Ω以下です。「D種接地工事の接地抵抗値は、原則として100Ω以下とすることとされている。」も正しく、300V以下の低圧の機器が対象です。

試験の罠
A種とC種が10Ω以下、D種が100Ω以下という数値と、C種とD種の境目が300Vである点が頻出です。漏電遮断器を設けた場合は、C種とD種の接地抵抗値を500Ω以下まで緩和できるという例外規定も併せて確認します。
問72-3

非常用の照明装置および予備電源に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①非常用の照明装置は、火災時に停電しても避難できるよう床面を照らす設備である。
  • ②非常用の照明装置に必要な床面の水平面照度は、白熱灯では1lx以上とする。
  • ③非常用の照明装置の予備電源は、30分間以上作動できるものとする必要がある。
  • ④無停電電源装置は、停電したのちに電源が復旧するまで数分を要する装置である。
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正解 ④無停電電源装置は、停電したのちに電源が復旧するまで数分を要する装置である。
解説
無停電電源装置は、ふだんから蓄電池を経由して電気を供給し続ける構成をとることで、停電が起きても電力の供給が途切れないようにする装置です。切替えに要する時間は事実上ゼロであり、数分を要するという記述は誤りです。数分を要するのはこの装置ではなく、非常用発電機で、始動から定格の電圧と回転数に達するまでに一定の時間がかかります。したがって、停電が一瞬でも許されないコンピュータや医療機器には無停電電源装置を用い、長時間にわたって電力を供給し続ける必要がある設備には非常用発電機を用いるという役割分担になります。蓄電池は容量に限りがあるため、両者を組み合わせて用いることが一般的です。

他の選択肢が不適切な理由
「非常用の照明装置は、火災時に停電しても避難できるよう床面を照らす設備である。」は正しく、建築基準法に基づく設備です。「非常用の照明装置に必要な床面の水平面照度は、白熱灯では1lx以上とする。」も正しく、蛍光灯や発光ダイオードでは2lx以上が必要です。「非常用の照明装置の予備電源は、30分間以上作動できるものとする必要がある。」も正しい規定です。

試験の罠
照度が光源によって1lxと2lxに分かれる理由は、蛍光灯などは低温時に光束が落ちるためです。避難のための誘導灯は消防法、非常用の照明装置は建築基準法と、根拠となる法律が異なる点も繰り返し問われます。
問82-3

照明に関する用語の説明として、最も不適当なものはどれか。

  • ①光束は、光源から放射される光の量を表す量で、単位はルーメンである。
  • ②輝度は、ある方向から見た面の明るさを表す量で、単位はカンデラである。
  • ③照度は、単位面積当たりに入射する光束を表す量で、単位はルクスである。
  • ④光度は、光源からある方向へ向かう光の強さを表す量で、単位はカンデラである。
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正解 ②輝度は、ある方向から見た面の明るさを表す量で、単位はカンデラである。
解説
輝度は、光を発したり反射したりしている面を、ある方向から見たときの明るさを表す量で、その方向の光度を、その方向から見た見かけの面積で割って求めます。したがって単位は平方メートル当たりのカンデラであり、カンデラそのものではありません。記述はこの点で誤りです。単位がカンデラであるのは光度で、光源から特定の方向へ向かう光の強さを表します。輝度は人が実際にまぶしさを感じる度合いと対応する量であり、グレアの評価や、照明器具のカバーの選定、モニター画面の明るさの検討などに用いられます。同じ光度でも、発光面が広いほど輝度は下がってまぶしさが和らぐという関係になります。

他の選択肢が不適切な理由
「光束は、光源から放射される光の量を表す量で、単位はルーメンである。」は正しく、光源が全体としてどれだけの光を出しているかを示します。「照度は、単位面積当たりに入射する光束を表す量で、単位はルクスである。」も正しく、1m2当たり1lmが1lxです。「光度は、光源からある方向へ向かう光の強さを表す量で、単位はカンデラである。」も正しい説明です。

試験の罠
四つの量は、光源そのものを表すのが光束と光度、面を表すのが照度と輝度という組分けで整理します。照度は受ける側の面、輝度は見られる側の面という違いも要点です。単位はルーメン、カンデラ、ルクス、平方メートル当たりのカンデラの四つを対応づけて覚えます。
問92-3

照明設備の計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①光源の色温度が高いものほど、青みを帯びた涼しげな光の色となっていく。
  • ②平均演色評価数は、値が100に近いものほど自然な色の見え方となることを示す。
  • ③保守率は、時間の経過による照度の低下を見込むための1以下の係数である。
  • ④グレアを防ぐには、光源の輝度を高めて視界の明るさの差を大きくするとよい。
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正解 ④グレアを防ぐには、光源の輝度を高めて視界の明るさの差を大きくするとよい。
解説
グレアとは、視界の中に極端に明るいものがあるために感じる不快なまぶしさや、見たいものが見えにくくなる現象をいいます。原因は、光源の輝度が高いことと、光源と周囲との明るさの差が大きいことにあります。したがって輝度を高めて明るさの差を大きくするという記述は、まさにグレアを悪化させる方向であり誤りです。正しい対策は、乳白色のカバーやルーバーで発光面を広げて輝度を下げること、光源を視線から外れた位置に配置すること、天井や壁も適度に明るくして視界の中の明暗の差を小さくすることです。とくに事務所では、机上の照度だけを高くして周囲を暗いままにすると、かえって作業しにくい環境になります。

他の選択肢が不適切な理由
「光源の色温度が高いものほど、青みを帯びた涼しげな光の色となっていく。」は正しく、色温度が低いと赤みを帯びた暖かい色になります。「平均演色評価数は、値が100に近いものほど自然な色の見え方となることを示す。」も正しく、記号ではRaで表されます。「保守率は、時間の経過による照度の低下を見込むための1以下の係数である。」も正しく、光源の劣化と器具の汚れを見込んで設計時に照度を割り増します。

試験の罠
色温度は数値が高いほど青く、感覚的な暖かさとは逆になる点が最大の引っかけどころです。演色評価数と保守率はどちらも数値が大きいほど良い指標ですが、保守率には1という上限がある点にも注意します。
問102-3

照度および昼光利用に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①点光源による照度は、光源からの距離の2乗に反比例して小さくなっていく。
  • ②昼光率は、空の明るさが変わればその値も大きく変化する性質をもっている。
  • ③昼光率は、全天空照度に対する室内のある点の照度の比として求める値である。
  • ④タスクアンビエント照明は、作業面と周囲とを別の照明で照らす方式である。
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正解 ②昼光率は、空の明るさが変わればその値も大きく変化する性質をもっている。
解説
昼光率は、屋外の全天空照度に対する室内のある点の照度の比として定義されます。分子の室内照度も分母の全天空照度も、空が明るくなれば同じ割合で大きくなるため、その比である昼光率は空の明るさが変わってもほとんど変化しません。したがって値が大きく変化するという記述は誤りです。昼光率が変わらないのは、この値が窓の大きさや位置、室の形、内装の反射率といった建物側の条件だけで決まる量だからです。天候や時刻に左右されない指標であるからこそ、設計の段階で採光の良し悪しを比べる物差しとして使うことができます。なお建築基準法が居室の窓の面積を床面積の一定割合以上と定めているのも、同じく建物側の条件で採光を確保するという考え方によります。

他の選択肢が不適切な理由
「点光源による照度は、光源からの距離の2乗に反比例して小さくなっていく。」は正しく、逆2乗の法則と呼ばれます。「昼光率は、全天空照度に対する室内のある点の照度の比として求める値である。」も正しい定義です。「タスクアンビエント照明は、作業面と周囲とを別の照明で照らす方式である。」も正しく、必要な場所だけを明るくすることで省エネルギーにつながります。

試験の罠
昼光率が天候によらず一定であるという性質は、比の形で定義されているからだと理由づけて覚えます。全天空照度には直射日光を含めない点、事務室の推奨照度が750lxである点も併せて確認します。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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